エグゼクティブ:外資系と日本企業の違いとは

エグゼクティブという名称はもともと外資系の企業でよく使われていました。90年代後半くらいから外資系の企業が国内に進出するようになり、また経済のグローバル化が推し進められていくにともない国内企業でもこの名称が使われるようになったのです。

こうした経緯があるため、外資系と日本企業の間では同じエグゼクティブ職でも違いが見られるケースも多いのです。この違いについて見てみましょう。

この言葉が日本に入ってきたとき、役員や管理職に対して当てはめられました。日本企業では役員といえば年功序列の面が強く、長年勤め上げてきた社員が勤めるケースがよく見られます。また経営者一族が役員を占めているケースも少なくありません。このように日本企業の役員はかなり閉鎖的な面が見られます。それに対して外資系ではよりオープン。まったくの異業種から役員をヘッドハンティングすることもありますし、若い人材を登用するケースも見られます。また株主の力が強いため、その意向が役員の選定に影響を及ぼすことも多いようです。

管理職に関しては外資系は実力主義が徹底している点が違いとして挙げられるでしょう。中途採用でいきなり部署のトップに立つことも少なくありません。また結果を出せなければ地位を追われてしまうことも。そのサイクルが日本企業に比べて短く、2~3年で退職してしまうケースも見られます。

現在では日本企業が外資系のやり方を踏襲する形で違いが薄らいでいます。その点も踏まえつつエグゼクティブ職の内容を把握するようにしましょう。